猫の膝蓋骨脱臼

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猫の膝蓋骨脱臼

にゃーくんの風邪が落ち着いたと思ったら、今度はほそまるちゃん…
徐々にゲージの外が楽しくなって、お水を飲む、トイレに行く以外、2匹ともお部屋の中の探検が楽しくてしようがないみたいです。
コンセントなどを噛みそうな時以外は自由にしていました。
ちょっとご飯食べに出かけるくらいなら、ゲージに入れなくてもいいかなとどこか気が緩み、目を離した隙に、部屋に戻ると、
あれ?
ほそまるちゃん、右足を庇ったような歩き方してる…2日様子見ましたが、おもちゃで一緒に遊ぶ時も自分で制限してる…少し良くなっているような気もするが、抱っこして脚を触ると痛そうな声を出している?
他の箇所を触っても何も言わないけど、右の後脚を触る時だけ、眼を細めて「にゃー…」と弱々しく鳴きます。
週明けに急いで前回にゃーくんが風邪でお世話になった動物病院に出かけました。朝の開始時間に受付に行ったのですが…なんと、開院30分前から更に順番待ちしていた人達がいたらしく、既に10番目あたり…
受付の人からは、「呼ばれるのは11時頃になるかと思います…」と、一度家に戻り、診察時間が近づいたら電話をもらっての受診でした。

診察室に入って事情を説明すると、しばらく歩くのを観察して、確かに引きずってますねと、「詳しく知るためにはレントゲンを撮らせてください」と言って、レントゲンの結果からして膝蓋骨脱臼と診断で説明を受けました。
レントゲンをみると、確かに膝のお皿がズレてる…。治るにはどうしたらいいのか、治した方がいいのかを問うと、
「まだ月齢が5ヶ月という事で、手術するには大きなリスクを伴います。必要であれば手術の出来るところに紹介状を書くが、費用は保険がきいても40万〜と思っていた方が良いと言われました。
手術するとして、術後の安静が出来てないと、完治は難しいし、脱臼というのは癖になりやすいので…、ひとまず安静療法で様子をみて、良くなりそうになかったら…」ということで、
家に帰るとすぐにほそまるちゃんの部屋作り。安静という事なので、3段ゲージは昇り降りするから、ほそまるちゃんには子供の二段ベットの下の部分を利用して、一時的な部屋を作りました。
家族で話し合って、まずは安静に過ごしてもらうが、1箇所だけの意見ではなんだかまだ納得できない気持ちがあったので、セカンドオピニオンを取り入れる事にしました。

2箇所目の動物病院は完全予約制なので、たくさん待つことはなかったですが、予約出来たのはまた2日後でした。
それまで安静に過ごしていたというのもあり、受診した頃にはやや引きずっていたという状況でしたが、先生は触診をして、
「確かに右後ろの膝蓋がずれてはいますが、猫ちゃんというのはよくあります、ズレてたり、時間が経つと戻ったりしますので、少し様子を見て行きましょう、猫ちゃんで本当に手術が必要な状態というのは、まったくその脚を使わずに宙ぶらりんの状態で歩く時、だいたいは交通事故にあった猫ちゃんが多いですね」とお話を聞いて、すごく安堵しました。
手術しなきゃいけないのかな、手術したとして、安静に出来なかったら手術が無駄になって、お金も無駄になるし、なによりも、手術で長い間全身麻酔して、まだ6ヶ月にもならないのに…と頭の中でぐるぐると考えていたので、スッキリした気分で家に帰りました。

そして…、このにゃーくんとほそまるちゃんの別居生活が更に続く事になるとは…

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